巨人、東京Dで減灯練習…指揮官「問題ない」

[ 2011年4月24日 06:00 ]

減灯された球場を見渡す原監督(右)

 巨人は23日、照明を減灯した東京ドームで今季開幕後、初練習に臨んだ。5月3日にデーゲームで開催する阪神戦を想定し、照度を昨年の2800ルクスから約2000ルクスまで落とした。

 勝呂内野守備走塁コーチが内野スタンドへノックを打ち込み、観客の安全面を球団関係者が確認。練習でも影響は見られず坂本は「全然大丈夫です」と強調。原監督も「新たな開幕を迎える新鮮な気持ちで練習できた。きょうに関してはプレーに問題ない」と3月3日以来51日ぶりの本拠地練習に声を弾ませた。

 電力消費量は練習開始時に照明が半分以上消えた400キロワット(kw)、フリー打撃でも600キロワットにとどめた。昨年まで試合は約800キロワットで行ったが今年は600キロワットにとどめる。今後は電力を消費する夏場に向け、計3台の移動電源車(計1900キロワット)を投入予定。通常の40%の節電目標を掲げているが、原沢敦球団副代表(55)は「照明だけで試合で25%、練習で30%以上減らしている。(冷暖房の)空調もカットしているし、トータルでクリアできると思う」と語った。

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2011年4月24日のニュース