オーナー離婚で揺れるドジャース MLBの監視下に

[ 2011年4月21日 10:13 ]

米大リーグ、ドジャースの共同オーナーを務めるマッコート夫妻

 米大リーグ機構(MLB)は20日、経営状況の悪化が懸念されているドジャースをMLBの監視下に置くとするバド・セリグ・コミッショナーの声明文を発表した。

 黒田博樹投手が在籍するドジャースは、共同オーナーのマッコート夫妻の離婚による財産分与で、球団所有権をめぐる争いが紛糾。地元紙は夫のフランク氏が同球団のテレビ放映権を持つFOXテレビから3千万ドル(約25億円)を借り入れたと報じている。

 セリグ・コミッショナーは声明文で「球団の利益を守るため、財務、運営の状況を監視する必要がある」と述べ、数日中に任務に当たる人物を発表するとしている。(共同)

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2011年4月21日のニュース