無人の三塁に送球…中日 ミスでサヨナラ負け

[ 2011年4月21日 06:00 ]

<ヤ・中>ベンチで汗をぬぐう落合監督

セ・リーグ 中日0―1ヤクルト

(4月20日 神宮)
 無人の三塁ベース上を送球が抜けていく。ベンチは凍りつき、中日がらしくない守備のミスでサヨナラ負けした。

 「ミス。基本的なミスです」。捕手・谷繁が振り返るのは0―0の9回無死一、二塁。100%送りバントの場面でヤクルトの代打・三輪を迎えて内野陣はバントシフトを敷いた。投球と同時に一塁・ブランコ、三塁・森野が前進し、遊撃・荒木が三塁ベースカバーに入る「ブルドッグ」と呼ばれるシフトだったのは内野陣の動きから明白だ。初球。投手・河原がバントを処理した時点で誰もが三塁封殺を確信したが、荒木のカバーが間に合わなかった。

 それに気付いた谷繁から「ファースト」と指示された河原だが「自分の判断で(三塁に)投げてしまった」。タイミングは完全にアウト。三塁カバーがいるのが大前提のシフトだから送球したのも無理はない。5回の同じ場面でのバントシフトでは荒木は三塁カバーに入っていた。それが、勝敗を左右する重要な局面で意思の疎通が図れなかった。投手力が生命線のチーム。その投手力を支える緻密な守備にほころびが生じた。借金3。中日の現状が表れたサヨナラエラーだった。

 ▼中日・森野(試合後のベンチで辻総合コーチらと最後の場面を確認)戦術的な部分でもあるし何も言えない。知ってる人が見れば誰が間違えたかは分かると思う。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2011年4月21日のニュース