2試合連続延長戦 打率1割5分の和田が決めた!

[ 2011年4月17日 18:26 ]

10回、サヨナラ打を放ち谷繁(手前)と喜ぶ中日・和田

セ・リーグ 中日1―0阪神

(4月17日 ナゴヤドーム)
 中日は延長10回、4番和田の左翼フェンス直撃の適時打で、2試合連続となった阪神との延長戦を制した。

 サヨナラ打が出るまで打率1割5分と不振だったが、阪神・福原のスライダーをたたき、「タイミングを外された」という打球は、そのまま勢いを失わずに左翼フェンスを直撃。一塁走者の代走英智が生還した。中軸の役割を果たした和田は「何とかあそこで打ててよかった」と汗を拭った。

 「チームを助けなきゃいけない立場なのに、逆に迷惑を掛けている」と責任を感じたベテランの、必死の一打だった。
 辛抱の末に手にした今季本拠地初白星。落合監督は「引き分けていたら、昨日の引き分けも何の意味もなくなる」と、この1勝の重さを強調した。

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2011年4月17日のニュース