オリックス 終盤に逆転! 3年目右腕プロ初勝利「楽しかった」

[ 2011年4月17日 17:08 ]

プロ初勝利を挙げ、ファンの声援に応えるオリックス・西

パ・リーグ オリックス4―1楽天

(4月17日 甲子園)
 オリックスは3年目の西が7回を3安打1失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。昨年8月のプロ初先発では五回2死から逆転されて降板。初勝利を逃した。悔しさから秋季キャンプで投げ込み、今春のオープン戦で好投を続けて開幕ローテーションを勝ち取った。

 チームの連敗を3で止め、岡田監督も「プレッシャーがある中でよく投げた」と絶賛。三重・菰野のエースとして出場した2008年夏の甲子園では、1回戦で1―4で敗れた。「あの時と逆になって良かった。人生一、楽しかった」。憧れの甲子園で記念の1勝を刻んだ。

 1点を追うオリックスは8回、楽天リリーフ陣を攻め、後藤の右前適時打で同点とすると、続くT―岡田の右前適時打で逆転に成功。さらに北川の適時二塁打などでこの回計4点を入れ、西に白星をプレゼントした。

 ▼西の話 最高の気持ち。チームが3連敗していたので自分が止めようと思っていた。高校の時は甲子園で負けてしまったけれど、勝てて良かった。楽しかったです。

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2011年4月17日のニュース