今江 バント連続失敗も…1号逆転2ランに苦笑い

[ 2011年4月17日 06:00 ]

<日・ロ>7回、逆転弾を打つ今江

パ・リーグ ロッテ7―6日本ハム

(4月16日 札幌D)
 ロッテ・今江が一発で決めた。1点を追う7回無死一塁。3球目の外寄りのスライダーを振り抜くと、打球は1号逆転2ランとなって左翼席へ。

 昨季チームトップの30犠打を記録したバントの名手が、送りバントを2球続けて失敗。ヒッティングに切り替えたことが奏功し「このケースの本塁打は人生で初めてかもしれない」と苦笑いだった。

 1月に左ふくらはぎを肉離れし、3月末に1軍合流。昨季の日本シリーズMVP男が2試合連続マルチ安打と復調してきた。「(本塁打は)体が勝手に反応してくれた」と手応えも口にした。チームの13安打、7点は、ともに今季最多。打線が奮起しての4点差逆転勝利に、西村監督は「あしたもつなぎの打撃をしていきたい」とうなずいていた。

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2011年4月17日のニュース