横浜 ドラ1右腕開眼?尾花監督「2ケタは稼げる」

[ 2011年4月14日 15:54 ]

中日戦に先発し7回1失点と好投した横浜・高崎

横浜7―1中日

(4月14日 横浜)
 かつてのドラフト1位が5年目にして開眼しつつある。横浜の先発高崎は7回を3安打5三振1失点で今季初勝利。尾花監督は開口一番「申し分ない。2ケタ(勝利)は稼げる」」と絶賛した。

 ボールが先行しても、ストライクをた立て続けにとり、落ち着いた投球をみせ、崩れる気配がなかった。「強い気持ちをもって投げられた」と高崎。100球を越えだしたあたりからやや球が高く浮いたが、スライダーとカーブが良く連打を許さずベンチも安心して見ていられた。

 球速も球威もあるにもかかわらず、気持ちの面をコントロールできずに伸び悩んでいた。
「堂々と投げてこい」。木塚投手コーチからそう言われてマウンドへ。臆せず、攻めの気持ちで勝負を挑んだ結果が好投につながった。「やってきたことは間違いじゃなかった。今季こそやらなきゃいけない」と、昨季はわずか1勝だった右腕は貪欲に話した。

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2011年4月14日のニュース