最大の注目点は結論得られず…ボンズに審理妨害のみ有罪 

[ 2011年4月14日 09:24 ]

 米サンフランシスコ連邦地裁の陪審は13日、筋肉増強剤などの薬物使用について虚偽の答弁をしたとして偽証罪など4件について起訴されていた、通算762本塁打の大リーグ最多記録保持者、バリー・ボンズ被告(46)に対し、審理妨害についてのみ有罪とする評決を言い渡した。

 最大の注目点だった薬物の意図的な使用があったかどうかなど、他の3件については、有罪、無罪の結論が得られなかった。米各メディアが報じた。

 ボンズ被告は薬物使用について2003年に連邦大陪審で証言した際、使用を否定したことが偽証に当たるとして、07年に起訴された。ボンズは使用したクリームなどに筋肉増強成分が含まれていたことを知らなかったと主張。意図的な使用かどうかが争点となっていた。

 同被告は07年にハンク・アーロンの持つ755本塁打の大リーグ記録を31年ぶりに更新していた。08年からはプレーしていない。(共同)

続きを表示

2011年4月14日のニュース