KO松坂を地元紙酷評「トレードの時が来た」

[ 2011年4月14日 06:00 ]

レイズ戦開始前の練習で、ヤング投手コーチ(右)の指示を受けるレッドソックス・松坂

MLB ア・リーグ レッドソックス2―3レイズ

(4月12日 ボストン)
 11日のレイズ戦で2回0/3を8安打7失点KOされたレッドソックスの松坂について、地元のボストン・グローブ紙は「トレードの時が来た」の見出しで「ア・リーグ東地区で安定した結果を残せるものはない」とした。

 また、スポーツ専門局「ESPN」ではスポーツ番組内で解説者のボビー・バレンタイン元ロッテ監督が「次の登板までに松坂がレッドソックスのユニホームを脱いでいても驚かない」と語った。一方でテリー・フランコナ監督は、松坂の今後について「一度悪いからと感情だけで決断していたら、選手は誰もいなくなる」とし、先発ローテーションから外さない方針を示した。

 ≪打線振るわず2年ぶり単独最下位≫レッドソックスの先発レスターが7回8安打3失点と粘投したが、打線が5安打2得点と振るわず、チームは09年4月17日以来の単独最下位に転落した。開幕から2勝9敗は96年以来4度目。借金7は97年9月5日以来、14年ぶりとなった。大型補強で優勝候補筆頭に推された今季だが、新加入のクロフォード、ゴンザレスがそろって無安打。レスターは「投打にかみ合わないことはある。前を見て戦い続けることが大事なんだ」と雑音を封じるように言葉に力を込めた。

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2011年4月14日のニュース