虎の代打の神様 初打席で早くも適時打

[ 2011年4月13日 06:00 ]

<神・広>8回2死満塁、代打・桧山は左前に適時打を放つ

プロ野球 セ・リーグ 阪神7-4広島

(4月12日 甲子園)
 “神”の一撃が広島にとどめを刺した。8回2死満塁、大歓声を浴びて阪神の代打・桧山が打席に入る。上野の初球、外角のストレートに反応すると、鋭い打球が左前へ抜けた。ダメ押しの適時打。「みんながお膳立てしてくれたからね。満塁で向こうのピッチャーもしんどかっただろうし、甘いボールが来たら積極的にいこうと決めていた」。プロ20年目、代打稼業に生きる41歳の大ベテランが、開幕戦の初打席でいきなり結果を出した。

 昨年の開幕戦は代打で登場したはずが、代打の代打を送られてバットを振ることすら許されなかった。打席に入る前に胸に去来したのは昨季の悔しさではなく、眼前の舞台への高いモチベーションだ。「今季初打席がいきなり満塁かっていう気持ちはあったけど、いい形で1打席目の雰囲気を味わえた。いい形で点も入ったしね」。この日の適時打で代打での打点が84になり、現役時代の真弓監督の85に肉薄した。今季中に指揮官超えを果たすことは確実。代打の神様は、神懸かった勝負強さを見せ続ける。

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