松井「ちゃんと振れた」左投手から今季初安打!

[ 2011年4月9日 06:00 ]

<ブルージェイズ・アスレチックス>9回、中前打を放つ松井

ア・リーグ アスレチックス2―1ブルージェイズ

(4月7日 トロント)
 アスレチックス・松井が7日(日本時間8日)、ブルージェイズ戦で左投手から初安打を放った。

 9回、パーシーの直球を詰まりながらも中堅へ。「飛んでくれたところが良かった。でも、ちゃんと振れたと思う」。昨季、対左腕は打率・236。今季も6打数無安打で左腕が先発した5日は休養、この日は打順が6番に下がった。それでも「左右は意識しない。シンプルに来た球を強く叩くだけ」と力を込めた。

 ハンデにも動じない。専属の打撃投手がいる日本と違い、大リーグではコーチらが交代で投手役を務める。しかしア軍には今季、左投げのコーチ、スタッフが不在。松井もプロ19年目で「初めてかも」と驚いているが、自身で工夫して練習しており影響はないという。試合はエースのカーヒルの力投が報われ逆転勝利。連敗を2で止めた。

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2011年4月9日のニュース