松井も「感謝」 日本デーで総額546万円集まる

[ 2011年4月5日 06:00 ]

<アスレチックス・マリナーズ>チャリティーオークションにかけられたイチローと松井のサイン入りユニホームをみつめるファン

ア・リーグ アスレチックス7―1マリナーズ

(4月3日 オークランド)
 「日本デー」と銘打たれたこの日の試合では、東日本大震災の被災地支援のためにさまざまな方法で募金が呼びかけられた。

 入場券1枚につき1ドル(約84円)が寄付され、2万2292人が集まったこの日の募金額は2万2292ドル(約187万円)。松井のサイン入り写真などチャリティーオークションも含め、総額は6万5000ドル(約546万円)を超えた。

 試合前には被災者に黙とうがささげられるなど、支援活動は球場内外で行われた。ア軍の積極的な姿勢に、始球式で捕手役を務めた松井も「こういうことを企画してくださった球団に感謝している」。開幕戦で松井、イチローが着用したユニホームをオークションで競り落とした、サンフランシスコ在住の警備員マーク・チャンさん(47)も「日本の大惨事を聞いて、どんな形でも協力したかった」と話した。

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