西岡 汚名返上の一打!チーム初勝利呼ぶ初打点

[ 2011年4月5日 06:00 ]

<ブルージェイズ・ツインズ>チーム今季初勝利。ツインズのロン・ガーデンハイアー監督(左)とタッチを交わす西岡剛

ナ・リーグ ツインズ4―3ブルージェイズ

(4月3日 トロント)
 ツインズ・西岡がブルージェイズ戦でメジャー初打点をマーク。チームの今季初勝利に貢献した。

 汚名返上の一打だった。1点リードの4回2死二塁。エンカーナシオンの高いバウンドの打球をランニングキャッチしたものの、送球は大きくそれてスタンドへ。同点となる失策を犯した。開幕戦に続くミスを取り返そうと、直後の5回1死満塁で左前適時打。下を向かず、積極的に初球を叩いた一打に「何とか自分のバットで取り返すという気持ちで打席に立った。結果につながって安心した」と息をついた。

 3連戦で2失策の守備に加えて、打撃の課題も見えてきた。オープン戦では20試合で2三振だったが、公式戦ではこの日の2つを加え5三振。うち見逃しは3つを数える。「球審も一人一人ゾーンが違う。外角ギリギリを突かれた時は、いい投球されたと気持ちを切り替える」。課題と向き合いながら、次戦の地・ニューヨークに向かった。

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2011年4月5日のニュース