松井「イチローさんが素晴らしい送球をしてぎりぎりアウトだった」

[ 2011年4月4日 12:24 ]

マリナーズ戦の2回、スズキの右飛でタッチアップし三塁を狙うも、イチローの送球に刺されるアスレチックス・松井。三塁手フィギンズ

松井 日米通算2500安打

 松井は節目の記録を誇ることもなく、涼しい顔で振り返った。

 ―移籍後初安打が開幕3戦目になった。

 「(球団が銘打った)ジャパン・デーに合わせたから。逆方向に、いい打撃だった。ぎりぎりフェアグラウンドに落ちて良かった。(打ったのは)少し逃げていく感じの球だった」

 ―2500という数字については。

 「個人的に意識していない。一本、一本、積み重ねてきた。記録を振り返ったり、どうのこうのはない。常に次、次と日々、過ごしてきた」

 ―その直後の右飛で三塁を狙ってアウトに。

 「イチローさんが素晴らしい送球をして、ぎりぎりアウトだった」

 ―東日本大震災への義援金を募る催しが実施された。

 「試合前のセレモニーでも震災のことが紹介された。企画してくれた球団とマリナーズに感謝している。被災された方々の力になれれば、という気持ちはある」

 ―七回は右前打で移籍後初打点を挙げた。

 「あれはラッキー。いいところに落ちた。まだミスショットがある。日々、調整でしよう。今後が楽しみ」(共同)

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2011年4月4日のニュース