星野監督「同じことを言い続けるのが仕事 根比べだ」

[ 2011年4月4日 07:39 ]

復興支援試合 楽天3―9日本ハム

(4月3日 札幌D)
 楽天の見せ場は一回、斎藤に集中打を浴びせて3点を奪ったところまでだった。その後も好機はつくるが決定打が出ない。安打数は11本で日本ハムより1本少ないだけだが6点差をつけられた。

 慈善試合で本拠を構える東北に少しでも明るい知らせを届けたかった。だが、結果は2日続けて無抵抗な内容に終わった。星野監督は「選手は必死にやっているが、その必死さをどうバットに伝わらせるかだ」と言う。

 今季、オープン戦と練習試合で逆転勝利がまだ1度もない。1―4であっさりと敗れた前日、指揮官は選手を前にして、攻撃にしつこさや嫌らしさを出す必要性を訴えたばかりだった。
 昨季最下位に沈んだチームの意識改革を図るのが容易でないことは、星野監督も重々承知している。「同じことを言い続けることがわれわれの仕事。選手との根比べだ。根比べなら負けない」と力を込めた。

続きを表示

2011年4月4日のニュース