負の連鎖断ち切る…横浜の開幕投手は左腕・山本

[ 2011年4月4日 06:00 ]

 本拠地に中日を迎える横浜の4・12開幕投手に、昨オフにオリックスから移籍してきた山本省吾投手(32)が内定したことが3日、分かった。

 プロ11年目の通算37勝左腕にとっては初の大役。尾花監督は31日のヤクルト(神宮)との練習試合後「(開幕投手は)すでに決めている」と明言しており、04年から開幕7連敗中の負の連鎖を断ち切るために新戦力に白羽の矢を立てた。

 先発陣は昨季10勝の清水が左膝の故障で離脱。実績では過去開幕投手を7度務めている三浦や経験豊富な大家もいるが、29日の練習試合・ヤクルト戦(横浜)で7回1失点と好投した山本の調子を買った。

 横浜で日本人左腕が開幕投手となるのは、チームが最後に開幕戦で勝利を飾った03年の吉見以来8年ぶり。縁起の良いサウスポーで、3年連続最下位からの脱却を狙うシーズンが幕を開けることになりそうだ。

続きを表示

2011年4月4日のニュース