中畑氏涙 実兄牛舎の原乳廃棄…「むなしい」

[ 2011年3月30日 06:00 ]

自ら救援物資を積み込み、ふるさと“福島”へ向かった中畑清氏

 スポニチ本紙評論家の中畑清氏(57)が29日、福島県矢吹町の実家に戻り、実兄が経営する中畑畜産の牛舎を訪れた。

 矢吹町産の原乳に含まれる放射性物質は暫定基準値を下回っているが、福島県産の原乳はすべて出荷停止。1日2度搾乳しては近くの畑に穴を掘って廃棄している。その量は近隣13の酪農家でつくる団体で1日20トン。廃棄の現場を目の当たりにした中畑氏は「子供の頃から乳搾りをして育ってきた。飲んでも大丈夫な原乳を…。捨てなきゃいけない現実を見るとむなしい」と涙ながらに話した。

 30日は避難所になっている郡山市の開成山球場を訪れる予定。前巨人コーチの篠塚和典氏(53)が同行している。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2011年3月30日のニュース