ダル オリ手玉!154キロにカットもスゴイ

[ 2011年3月30日 06:00 ]

<日・オ>5回無失点に抑えた日本ハムのダルビッシュ

練習試合 日本ハム5―0オリックス

(3月29日 札幌ドーム)
 もはや別次元のレベルに達していた。西武との4・12開幕戦(札幌ドーム)先発が決定している日本ハム・ダルビッシュが、スタメンに左打者7人を並べたオリックス打線を手玉に取った。

 5回を2安打、6奪三振の無失点投球。全77球中、この日の最速154キロを含め28球が150キロ超えた。しかし、本人が一番納得したのは、カットボールだった。「きょうはあの反応の仕方が一番良かった」と振り返った場面は、4回1死一塁。左の李スンヨプに対し、1ボール2ストライクから147キロのカットボールで空振り三振に斬った。

 「あれだけ左を並べたので(カットを)行くよと向こうにプレッシャーをかけられたんじゃないですか。自分はどんどん楽になってくる」

 直球に近い球速で左打者の胸元に食い込むカットボールを見せることで、外角球も生きてくる。オリックス打線に植え付けたカットボールの残像は、シーズンでもプラスに働くのは間違いない。これで今春の実戦は16イニング連続無失点。絶対エースは「オープン戦や練習試合ですから全然気にしてません」と意に介していないが、梨田監督は「12日に照準を合わせているし、全く問題ない」と全幅の信頼を寄せていた。

 次回は4月5日のソフトバンク戦(ヤフードーム)。100球をメドに投げ込んで本拠地開幕に臨む。「3日前にトレーニングしすぎて下半身に張りが出たのが良くないかな」と苦笑いした後「凄くいい状態だと思います。しっかり調整するだけです」。10日の中日戦(岐阜)を右肘の張りで登板回避した影響も心配なし。今季もダルビッシュに死角は見当たらない。

 ▼日本ハム・吉井投手コーチ カットボールは投げ方が良くないと投げられない。そういう意味で肘に負担のかからない投げ方になった。

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