新井選手会長同行も…オブザーバーに徹する

[ 2011年3月21日 06:00 ]

日本ハムとのオープン戦前に金子誠(左)と話し込む阪神・新井選手会長(右)

 選手会会長の阪神・新井は加藤コミッショナーらと文部科学省などを訪問することについて「どういうことを言い、どういうことを言われるのか、聞いてみたい」と話した。NPBの要請を受け同席を承諾したが、選手会の意見はまだ集約中のため、今回はオブザーバーに徹する構えだ。

 セ・リーグ理事会が19日に発表した決定事項は、再び選手会の反発を招いている。地震直後の15日には臨時実行委員会に乗り込み、開幕延期を直訴した。闘う選手会長に対し、この日のチャリティー試合・日本ハム戦(札幌ドーム)では、敵地にもかかわらず2万6672人の観衆が拍手を送った。「選手会がやっていることを、そして選手全員の気持ちを、ファンの方にちゃんと理解してもらえているのだなと思い、ジーンときました」と、声を詰まらせた。

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2011年3月21日のニュース