初の対外試合引き分け…調整不足「言い訳にせず」

[ 2011年3月21日 06:00 ]

帝京可児との練習試合で力投する東北・上村

練習試合 東北4―4帝京可児

(3月20日 大産大付グラウンド)
 東北は甲子園練習後、大阪府大東市で帝京可児(岐阜)と練習試合を行った。震災後初の対外試合は4―4で引き分け。先発のエース・上村は、初回に2ランなど4安打で4点を失い「久しぶりということもあって、持ち味を出せませんでした」。

 被災後は入浴ができないことで、汗をかく走り込みを控えてきたことも影響した。それでも2回以降は追加点を許さず、打線も7回に2点を奪って同点に。予定されていた2試合のうち1試合は雨天中止となったが、五十嵐監督は「試合ができたことが収穫。(実戦不足については)それは言い訳になります」。上村も「1試合できただけでも幸せ。こういう戦いで勝ち上がってきた。粘り強さは出せた」と話した。

続きを表示

2011年3月21日のニュース