被災地への思い抱き…東北ナイン、甲子園へ出発

[ 2011年3月19日 13:18 ]

甲子園へ出発前、あいさつする宮城・東北高の野球部員ら

 東日本大震災の被災地にある東北高(仙台市)の野球部員らが19日午後、選抜高校野球大会に出場するため、甲子園に向けて出発した。

 同校ナインらは地震発生初日から給水ボランティアなどを続けてきた。上村健人主将は出発前「うれしい反面、甲子園に行っていいのかという気持ちもある。全力プレーで頑張るので応援よろしくお願いします」と表情を引き締めた。

 地元住民らは「勝つぞ、勝つぞ、東北」と手拍子で連呼。「頑張れ日本、負けるな東北!被災地に元気を」などと書いた横断幕で部員らを送り出した。

 地元の町内会長の小金沢佳史さん(59)は「毎日、復興の手伝いをしてくれてありがとう。東北全体に勇気と力を与えてくれればうれしい」とエールを送った。

 震災で仙台空港が使えないため、山形空港から大阪空港を経て甲子園入りする。同校は大会第6日第1試合で大垣日大高(岐阜)と対戦する。

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