マリナーズ、本拠地開幕戦から募金活動 米任天堂も義援金

[ 2011年3月19日 11:07 ]

 米大リーグでイチロー外野手が所属するマリナーズは18日、本拠地開幕戦となる4月8日からのホーム6連戦で、東日本大震災の被災者への義援金を募ると発表した。

 入場ゲートや球場内でファンからの義援金を募り、球団職員らの関係者も供出する。集まった金額と同額をマリナーズ球団も寄付するが、募金総額にかかわらず最低でも10万ドル(約810万円)は保証するとしている。また、共同オーナー会社である米国任天堂も同額を義援金に充てる。

 これ以外にも、同9日には選手提供の用具オークションが開催される予定で、義援金は米国赤十字を通じて送られる。イチロー外野手は所属マネジメント会社を通じて日本赤十字社に1億円を寄付している。

 ドジャースはキャンプ地のアリゾナ州グレンデールで、19日のブルワーズ戦前にイーシア、ケンプ両外野手ら主力の大半が参加して、義援金を集めるためのサイン会を開催する。既に5万ドル(約400万円)の寄付を発表した黒田博樹投手はこの日先発のため、降板後にサイン会を行う。

 15日に地元ロサンゼルスのドジャースタジアムで実施した募金活動では、約6万ドル(約480万円)が集まったという。(共同)

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2011年3月19日のニュース