巨人が開幕延期を検討へ 球団幹部「重く受け止めている」

[ 2011年3月19日 10:40 ]

 巨人の球団幹部は19日、文部科学省が日本野球機構(NPB)に東京電力、東北電力管内で電力需要に鑑みナイターを行わないよう要請したことを受け「重く受け止めている。こだわれない状況」と述べ、25日のセ・リーグ公式戦開幕の延期を検討する姿勢を示した。

 また「各球団と対応を協議している。連休中には方向性を出したい」と、21日までにリーグとして結論を出したいとの意向を明らかにした。パ・リーグが開幕を4月12日に延期する一方、セは巨人が主導的な役割を果たし、予定通り今月25日に開幕することを決めていた。開幕戦は東京ドームで巨人―横浜、神宮球場でヤクルト―阪神がともにナイターで組まれている。

 文科省が東京電力、東北電力管内での試合開催自体も自粛するよう求めていることについては「(球場変更は)現実的に難しい。可能なときに、徹底的に節電してできないか、検討している」と話した。

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2011年3月19日のニュース