選手会も開幕延期を再要求…ストライキも?

[ 2011年3月19日 06:00 ]

大阪市内で声明を発表した新井選手会長

セ・リーグ開幕問題

 日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(34=阪神)は18日夜、大阪市内で会見し「セ・リーグ3月25日開幕決定についての見解」と題した声明を発表した。この日は松原徹事務局長らスタッフが全12球団を回り、意見を集約。再度の開幕延期を要望し、仮に強行する場合も「電力事情や安全面も配慮するデーゲームでの開催等の方法を検討すべきである」とナイター自粛を求めた。要望が聞き入れられない場合は「開幕に協力するかどうかの議論を進めなければならないことにもなりかねない」とし、ストライキをちらつかせる強硬姿勢を示した。

 選手会事務局には開幕延期を要望するメール約3000通が届いており、関係者は「(球界再編時の)04年と同じことが起きている。野球界は何をすべきか問われている」と説明。世論の高まりに加え、文科省の要請も選手会にとって追い風になった。大阪市内で募金活動を行った後に会見した新井は「選手だけでなく、ファンや各省庁から懸念の声も寄せられています。NPBにはこの状況を踏まえた英断をぜひ期待したいと思います」と再考を訴えた。

 声明発表後にはNPBを通じて12球団に要望書を提出。文科省からの要請についても「電力不足の問題については選手会も最初から訴えていたことですから」と同調した。「ボイコットやストライキは誰も望んでいない。ただ、強い意見、強い意志は持っています」。今は心からの訴えがNPBに届くことを信じて待つしかない。

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