戻ってきた松井 懐深く3戦ぶりマルチ

[ 2011年3月18日 10:31 ]

カブス戦の7回、左前打を放つアスレチックス・松井

 アスレチックスの松井はカブス戦に「5番・指名打者」で出場し、3試合ぶりの複数安打となる3打数2安打を記録した。カブスの福留は「8番・右翼」で出場し、2打数無安打、1四球だった。

 松井に本来の打撃が戻ってきた。昨季、手を焼いた左投手を攻略した第3打席が印象的だった。
 グラボウの外に逃げる球だった。直前に内を突かれて遠く感じるはずが、体の軸がぶれない。これまでは強振して引っかけていたコースにうまく合わせられたのも、球を呼び込む懐の深さがあってこそ。技ありの左前打に「うまく打てたと思う」と納得顔だ。

 カブスの開幕投手に決まっているデンプスターと対戦した二回は、内角球に差し込まれながらも右前へ。スイングに鋭さと力強さが出てきた証拠だろう。

 前日まで30打数3安打。古傷の膝の不安は消えたものの、逆に脚力が増した足腰と上半身の「バランスを整える」作業に苦心した。ここにきて、下半身の回転にバットが流れるようについてくる打撃が、試合でも増え始めた。開幕まで約2週間。「順調だと思う」という言葉を裏付ける2安打だった。(共同)

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