野球で勇気…新井会長「今の時期じゃない」

[ 2011年3月18日 06:00 ]

選手会の要望が受け入れられず無念の表情で唇をかむ新井選手会長

 【新井選手会会長に聞く】

 ――セが25日開幕に準備を進める姿勢だが。

 選手会の要望が受け入れられないのは残念。

 ――会見を受けて選手会としての姿勢は?

 今の段階では何とも言えない。明日(18日)に事務局のスタッフに12球団を回ってもらう。そこで再度ヒアリングしてもらい今後の対応を決めていきたい。

 ――NPBの意見には賛同できないか。

 はい、そうです。

 ――悔しさはあるか

 もちろん悔しい。残念です。

 ――延期を主張する要因は?

 被災された方、今も安否が不明な方、避難所で生活されてる方のことを思うと本当に今開幕していいものか。電力が不足してる中、原発の問題もある中でやっていいのか。これが選手会としての総意ですから。

 ――選手としてプレーで勇気を与えることは?

 選手会としてももちろん野球で勇気づけてあげる気持ちは選手全員が共有している。ただそれは今の時期じゃないでしょう。被害拡大の中で開幕していいのかそういう意味です。

 ――パの12日延期の決断に関しては?

 楽天球団の選手のみなさん、家族が甚大な被害に遭って苦しい思いをしている。パリーグは延期して日程を組み直した。大変な中でそういう決断をしたんだと。

 ――パの12日延期は妥当か。

 分からない。まだ現在進行形なんで。ただ日程をずらすとなると大変。変えるのは大変なことですから。

 ――選手会として譲れない部分は。

 全部でしょう。電力もそうですし。

 ――ストライキの可能性はゼロではないか。

 可能性はゼロとは言えない。ヒアリングも終わっていない。選手がどういう反応を示すか。でもファンはそんなことを望んでいない。選手も望んでいない。選手会の主張として常識的なことを言ってるだけ。それでファンの方が悲しむストライキになる意味が分からないです。

 ――今後も話し合いで突き詰めてやっていくしかない?

 それも明日ヒアリングを聞いてから。

 ――時間がない。

 だから明日ヒアリングしてもらう。

 ――被災地に行けない今、試合をしてお金を動かして復興に貢献するという考え方は?

 そういう考え方もある。たとえば延期した期間チャリティーマッチをやるとか。案としてはある。延期になった場合のアイデアは出てる。

 ――3月25日へ準備を進めるという含みを持たせた姿勢は?

 はっきりしてほしいです。

 ――タイガース自体が3月25日に向かっていけるか。

 今は何とも言えないですね。

 ――ヒアリングを受けて次の意見を考えているか?

 いろんなケースを想定して考えてます。

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