プロ野球にも原発事故影響　ロッテは練習試合中止

日本ハムとの練習試合中止が決まり、記者の質問に答えるロッテの西村監督（右から２人目）

　ロッテは１５日、福島第１原発の事故の影響を考慮し、千葉市のＱＶＣマリンフィールドで予定していた日本ハムとの練習試合を中止した。石川晃球団運営本部長は「茨城県で放射能レベルが上がっているという情報がある。人体に関わる問題なので、無理にやる必要はない」と説明した。

　行政からの指示はなく、球団として判断した。午前９時からの練習は行ったが、正午すぎに午後１時から予定していた試合の中止を決めた。石川運営本部長は「選手にも、早く帰るようにと言った」と話した。１６日の練習試合も中止する。