連続安打ストップも イチロー、守備で沸かせた

[ 2011年3月15日 08:43 ]

カブス戦の5回、中飛に倒れ、厳しい表情を見せるマリナーズのイチロー

オープン戦 マリナーズ5―3カブス

(3月14日 ピオリア)
 マリナーズのイチローはカブス戦に「1番・右翼」で出場し、4打数無安打だった。内容は一ゴロ、二ゴロ、中飛、三ゴロ。7回守備から交代した。試合は5―3でマリナーズが勝った。

 イチローが守備で観客を沸かせた。2回1死二、三塁で福留の打球は痛烈なライナー。これに定位置付近から突っ込み、捕球後すぐに本塁へ返球した。三塁走者はベースにくぎ付け。滞りのない一連の動きに満員のスタンドがどよめいた。

 福留からも「イチローさんの見せ場をつくった、って感じかな」との言葉が漏れたプレーだった。翌日がキャンプ唯一の休日とあり、ことし初めて4打席に立ったが、快音はなく連続試合安打は6で止まった。だが、走攻守いろんな形で貢献できることをあらためて示した。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2011年3月15日のニュース