光星学院 地震で青森に戻れず大阪入り

[ 2011年3月13日 19:24 ]

 第83回選抜高校野球大会(23日開幕・甲子園球場)に出場する光星学院(青森)が13日、大阪府吹田市の宿舎に到着した。東日本大震災の影響を受け、練習していた沖縄から青森に戻れず、直接大阪入り。出場校の手引は13日以降に学校を出発するよう定めているが、特例で認められた。

 沖縄から青森を目指した11日は羽田空港到着直前に地震が発生。関西空港経由で沖縄に引き返した。13日は直行便が満席で羽田経由を余儀なくされた。長時間の移動に川上竜平主将は「体の限界だった」と疲れた表情。仲井宗基監督は選手の家族や学校関係者の無事を確認し「ひと安心ではないが、けががなかったので良かった」と話した。

 大館鳳鳴(秋田)も13日に大阪着。選手の家族は全員無事で学校に目立った被害はなかった。

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2011年3月13日のニュース