断層の上の球場 液状化で地盤沈下も…どうなる開幕戦 専門家の点検必須

[ 2011年3月13日 09:34 ]

 球団創設7年目で初となる本拠地開幕が危機を迎えた。11日に三陸沖を震源に発生した大地震は、楽天が本拠とするKスタ宮城にも大きな被害を与えた。

 試合開催には建築の専門家の点検が必要だが、周辺の混乱の中めどは立っていない。球場は断層の上に建てられているため、液状化して地面が下がる可能性もある。

 クラブハウスのロッカーは倒れ、窓ガラスもほとんどが割れているという。ロッテとの開幕戦までは2週間を切っている。開催中止という最悪の事態も否定はできない。池田球団副社長兼広報部長は「私どもだけでなく、ファンや連盟の問題もある。正確に状況を把握することに努め、早めに判断したい」と語った。

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2011年3月13日のニュース