由規 チャリティー活動を検討「力になれれば」

[ 2011年3月13日 06:00 ]

12日の対日本ハム、13日の対楽天のオープン戦中止を知らせる神宮球場の張り紙

 宮城県仙台市出身のヤクルト・由規が被災地を対象にチャリティー活動を行う意向を示した。

 神宮クラブハウスにいったん集合し、神宮球場が安全点検で使用禁止のため全体練習は中止。仙台市に住む家族、母校・仙台育英の佐々木監督の無事は確認したが「連絡が取れない人もいるし心配です。テレビを見ても歴史的な大惨事。復旧するまで凄く時間がかかると思う。何か助けになるよう力になれれば」と話した。秋田県出身の石川選手会長も「選手から声が出ている。今後、様子を見ながら考えたい」とした。

 由規は寝違えのため、教育リーグの8日ロッテ戦(戸田)を登板回避。登板した場合はかかりつけの整骨院で治療を受けるため帰省する予定だったという。「車両が行方不明になった仙石線も使っていた電車。石巻に親戚がいるし、とても心配」と不安そうに話した。

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2011年3月13日のニュース