川上 初登板で1回無失点 それでも「時間が必要かな」

[ 2011年3月12日 07:07 ]

ヤンキース戦に登板したブレーブス・川上

オープン戦 ブレーブス6―2ヤンキース

(3月11日 タンパ)
 ビザ更新でキャンプ合流が遅れたブレーブスの川上憲伸投手が初のオープン戦マウンドに立った。ヤンキース戦の5回に登板、先頭を四球で出したが、次打者の初球に捕手が二盗を阻止すると、落ち着いて後続を断ち、1回を無得点に抑えた。

 「久しぶりで緊張感があって、最初は球を置きにいって四球になった。捕手に助けられた」。素早く修正できたのが収穫で、次打者を低めのスライダーで一ゴロ。ジーターには約150キロの速球で追い込み、最後は内角球で詰まらせて遊ゴロに仕留め「あの打席だけは気分通りに投げられた」と息をついた。

 勝敗は付かず、チームは6―2で勝った。

 ▼川上の話 久しぶりで緊張感があって、最初は四球になってしまった。投げ込みができていない割には、スピードも出て良かった。まだ体ができてないからバランスが悪い。やはり時間が必要かな。(トレード要員だが)しっかり仕上げることに必死で、どのチームに行くかとかは一切考えていない。(共同)

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2011年3月12日のニュース