松井は3打数無安打「試合と練習の差がまだある」

[ 2011年3月11日 09:11 ]

ロイヤルズ戦の5回、空振り三振に倒れるアスレチックス・松井

オープン戦 アスレチックス4―4ロイヤルズ

(3月10日 フェニックス)
 アスレチックスの松井秀喜外野手は「4番・指名打者」で出場し、3打数無安打だった。内容は左飛、二ゴロ、空振り三振。3打席で交代し、チームは4―4で引き分けた。

 松井は出番が終わった後にケージで20分以上打ち込んだ。思い描くスイングとの隔たりについて「結構ある。練習では悪くないが、試合と練習の差がまだある」と説明した。

 初球に手を出した3回は二ゴロに倒れ、5回はマイナー選手のボール気味の速球に空を切った。収穫は1回の左飛に飛距離が出たぐらいか。

 これで17打数1安打となったが、開幕まで3週間ある。ゲレン監督は凡打には対戦経験が乏しかった背景があると指摘し「数をこなして調整してもらう。心配ない」と落ち着いた口調だった。(共同)

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