16打席ぶり 坂本 初の3番弾

[ 2011年3月10日 06:00 ]

<ソ・巨>8回2死一塁、2ラン本塁打を放った坂本(左)をグータッチで出迎える原監督

オープン戦 巨人3―0ソフトバンク

(3月9日 ヤフードーム)
 巨人の坂本が待望の本塁打を放った。8回2死一塁。16打席ぶりの安打は3番初アーチとなって左翼席に消えた。

 「ホッとしています。いろんなことを考えて打席に立っている。あまりしっくりきていないけど、1本いい当たりが出たので」。昨年まで公式戦433試合に出場している坂本だが、3~5番は1試合も経験していない。3・25開幕戦は初の3番での出場が確実。本人は「気にしていない」と話すが、岡崎ヘッドコーチは「重く受け止めているんだと思う」と言う。

 前日までオープン戦の打率・154。この日の練習では江藤打撃コーチを相手に、下半身に粘りのあるフォームを再確認した。さらに始動を早め、足の上げ方にタイミングの取り方…。1、2打席目は見逃し三振だったが、本塁打は1ボールからの2球目、ファーストストライクを積極的に捉えた。さまざまな模索を続ける中で結果を出し「きれいに体重移動ができて、うまくバットに乗せることができた」喜んだ。

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2011年3月10日のニュース