井口がオープン戦1号「テンションも上がってきた」

[ 2011年3月9日 18:21 ]

4回ロッテ無死、井口が左越えに本塁打を放つ

オープン戦 ロッテ1―3オリックス

(3月9日 京セラD)
 ロッテの井口が4回、オリックス先発の中山からオープン戦初本塁打を放った。「完璧にとらえられた」と、内角の直球を左翼席へ。「ようやく、テンションも上がってきた」と笑うベテランは今後は全試合に出場すると話し、「さらに調子を上げていかないと」と表情を引き締めた。

 不動の遊撃手だった西岡が抜け、二遊間は新コンビとなった。ポジショニングや癖、送球時の球筋など、新たなパートナーの動きを細かに観察している。4回無死一塁の守りでは、ゴロをさばいた荻野貴とオープン戦初の併殺を完成させた。直後に、わずかな送球のずれを助言。「どんどん組んで、いい形で開幕に向かいたい」と妥協のない姿勢を見せた。

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2011年3月9日のニュース