チームの補強方針に待った!刺激受けた浅井 攻守に輝き放つ

[ 2011年3月9日 06:30 ]

<神・西>8回2死一塁、阪神の浅井は左前打を放つ

オープン戦 阪神0-1西武

(3月8日 皇子山)
 つかみ取ったチャンスは、簡単には手放さない。プロ10年目。若手主体のオーダーとなった西武戦にあって、攻守に輝いたのが浅井だった。

 「捕れるかなと思っていった。まずは守備からなので、そっちを評価してもらえればうれしい」

 まずはビッグプレーで虎党を沸かせた。2回の守備。ブラウンが放った右中間を抜けようかという痛烈なライナーを、横っ飛びで好捕した。抜けていれば三塁打は確実。手探りのマウンドだった秋山を救った。

 チームの補強方針に待ったをかけた。今春キャンプを終えた段階で、南球団社長は「左右を問わずに、いま必要なところは打てる外野手」と指摘。金本が右肩故障を抱える現状にあって、有事を想定してのものだった。代役候補には狩野、林も控えるが、これ以上ない猛アピールに成功。守りだけでなく、3安打も強調材料だった。

 初回に帆足から右前打を放つと、続く3回の第2打席でもレフト前へかっ飛ばした。1点を追う9回2死一塁からは、右の長田から左前打。しっかり左右に打ち分けた。

 「ずっと結果が出てなかったので良かった」

 今春のプレシーズンは13打数無安打と絶不調。2日からは2軍の教育リーグに参戦していた。「動きが良かったね。ファームにいっていい刺激を受けてきたのかな」とは真弓監督。5、6日の近大戦、立命大戦で1本塁打を含む8打数3安打3打点と復調し、1軍に再合流したばかりだった。

 昨年もセンターで36試合にスタメン出場しており、開幕以降も外野のレギュラー争いに食い込む力はある。経験豊富な背番号8。巻き返しの春はここから始まる。

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