「残り1枠」 秋山ローテ入りへ4回零封でアピール

[ 2011年3月9日 06:00 ]

<神・西>4回2死一塁、阪神の秋山は浅村を空振り三振にしとめる

オープン戦 阪神0-1西武

(皇子山)
 阪神の2年目右腕・秋山がオープン戦初登板となった西武戦で、4回3安打無失点と好投した。2回までに37球を要するなど序盤は制球に苦しんだが、3回からテンポの良さを取り戻した。3回は先頭の新人・秋山(八戸大)からフォークで空振り三振。4回も2死から浅村を外角高めの直球で空振り三振に仕留めた。

 「不安もありましたけど、しっかりゼロに抑えられてホッとしています」。ここまで実戦で結果を出せなかった。2日の教育リーグ・中日戦(ナゴヤ)も3回3失点と打ち込まれた。昨年は4勝を挙げ、今季は開幕からの先発ローテーション入りを狙う。現時点で久保、能見、スタンリッジ、岩田、榎田の先発陣は固まっており、残り「1枠」をメッセンジャー、小嶋らと争う。「目標にしていることなんで達成したい」。秋山はあきらめていない。

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2011年3月9日のニュース