オープン戦は「練習の場」 松坂、変化球を取捨選択

[ 2011年3月6日 10:45 ]

マーリンズ戦に先発し、3回を6安打7失点のレッドソックス・松坂

オープン戦 レッドソックス2―11マーリンズ

(3月5日 フォートマイヤーズ)
 レッドソックスの松坂はマーリンズとのオープン戦に先発。2回に2点本塁打を浴びるなど、3回を6安打、7失点と打ち込まれた。

 全55球のうちストレートが10球以下と、偏った配球だった。表情を見れば悔しさは明らかだが、速球中心で手応えをつかんだ初登板と違い「新しく取り組んでいるチェンジアップとカットボールの練習と決めていた」と明かした。試合の中で数種類の握りを試し「いいものと悪いものがはっきりした」と、新球の取捨選択が済んだことを収穫に挙げた。

 松坂はオープン戦を「練習の場」と位置付ける選手。だが今季は先発5人中5番手の扱いとあって、のんきに構えてはいられない。「極端な投げ方は今回で終わり。次からはレギュラーシーズンの試合に近い形で投げる」と言った。(共同)

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