石川 初回大量4失点も2回以降パーフェク投!

[ 2011年3月6日 06:00 ]

<ソ・ヤ>先発し5回4失点のヤクルト・石川

オープン戦 ヤクルト3―5ソフトバンク

(3月5日 ヤフードーム)
 4年連続6度目の開幕投手が決定的なヤクルトの石川が、初回の大量失点を猛省した。

 珍しく球が真ん中に集まり、4安打を浴びて4失点。「シーズン中は絶対にやってはいけないこと。(投球の)タイミングが合わずストライクを入れにいってしまった」と、マウンド上で右肩の開きを抑えるしぐさを何度も繰り返した。それでも2回以降、修正するところはさすが。今季から導入している球速が中間の「第3のシンカー」を低めに集め、5回まで打者12人をパーフェクト。小川監督も「ゲームの中で修正できるので心配はしていない」と信頼を寄せた。

 昨季はオープン戦を防御率0・43で終えながら、開幕から2カ月間勝てなかった。それだけに「課題が一つ増えた」と厳しく自身に言い聞かせ、残り2試合のオープン戦登板についても「内容も結果も伴わないといけない」と話した。

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2011年3月6日のニュース