岩隈VS田中!開幕投手懸け3番勝負

[ 2011年3月5日 06:00 ]

外野を走って調整する田中

 楽天の岩隈と田中がオープン戦で開幕投手を懸けた3番勝負を行う。星野監督は「開幕投手は決めてない。岩隈がまだ投げてないしな」とした上で「(開幕)間近に言わないといけないな」と明かした。2人の今後の登板予定は3試合ずつで投球内容や結果を見てから判断する。そのため2人が3試合を投げ終える20日以降に決める方針だ。

 最初の勝負は5日からの西武2連戦(長崎)。初戦に先発する岩隈は実戦初登板で「しっかり田中と争ってアピールしていきたい」と5年連続開幕投手に向けて闘争心を燃やした。テーマは今季から導入された統一球への対応。「直球もそうだけど、変化球も確かめたい」と曲がり具合をチェックする。

 田中は2戦目に先発。この日はブルペンで約70球を投げ込んだ。2度目の登板で前回2月26日の中日戦(北谷)では4回無失点と完璧な内容。それだけに「僕の投球をするだけ」と自信をのぞかせた。

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