イチロー軽量新シューズ…脚力の衰えを防止

[ 2011年3月5日 06:00 ]

超軽量シューズをはいたイチロー(左)だがオリボとの競走では完敗

 マリナーズのイチロー外野手(37)が3日(日本時間4日)、新シューズを導入したことを明かした。ウオームアップやフリー打撃、守備練習の際にはくもので、片足約210グラム。これまでのものより、片足約90グラムも軽量化した。

 理由は体の負担の軽減だ。「小さいものはだんだん大きくなっていく。年間通しても大きいし3年や5年という長いターム(期間)で考えると、もっと大きい。体への負担はそういうふうにたまっていきますからね」。約250グラムのスパイク、練習後のランニングは約150グラムのマラソンシューズ。3足を併用し、脚力の衰えを防ぐ。準備を重視する男は「いろいろなものが進化しているのに選手寿命だけが40歳前後というのは、おかしいと思いませんか」として、自身の現役生活についてしっかりと先を見据えている。

 この日はオープン戦を予定通り欠場。全体練習でサインプレーを確認した。新首脳陣のもとで取り決めも変わったが「難しくないね」とすんなり適応。4日(同5日)のレッズ戦に備えていた。

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