部員の暴力など4校対外試合禁止 学生野球協会処分

[ 2011年3月5日 06:00 ]

 日本学生野球協会は4日、審査室会議で高校4件の処分を決め、部員による万引や喫煙があった明野(三重)を4月下旬まで3カ月の対外試合禁止とした。計11人と多数の部員が関わっていたことを重くみた。部員の部内暴力があった東海大翔洋と三島(ともに静岡)は1カ月の対外試合禁止。部員の行き過ぎた指導があった弘前実(青森)も1カ月の対外試合禁止処分が科された。

 昨夏の岩手県大会中に部員間で集団暴行がありながら、県高野連に報告しないまま夏の甲子園大会に出場した一関学院の処分は、4月の次回会議に審議される見込み。

 対外試合禁止処分を受けた高校は次の通り。

 ▽東海大翔洋(静岡)1月26日~2月25日=部員の部内暴力▽明野(三重)1月24日~4月23日=部員の喫煙、万引▽弘前実(青森)2月9日~3月8日=部員の行き過ぎた指導▽三島(静岡)1月31日~2月27日=部員の部内暴力

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2011年3月5日のニュース