ダルMAX156キロ!4回無失点!中田は4番で一発

[ 2011年3月3日 21:08 ]

ヤクルト戦に先発した日本ハムのダルビッシュ

オープン戦 ヤクルト11―9日本ハム

(3月3日 札幌ドーム)
 日本ハムのダルビッシュが本拠地・札幌ドームでのヤクルト戦で今季オープン戦に初登板。4回を投げて初回の2安打だけ。初回、2番・田中への3球目が、自身の国内最速タイ156キロを記録するなど4回を5奪三振で無失点と、ほぼ完ぺきな内容で開幕へ上々の仕上がりぶりをみせた。

 初回こそ「上半身が力んでしまって、リリースが安定しなかった」とあって2安打されたが、2回以降に出した走者は四球の1人だけだった。

 3回には川島慶、バレンティンから真っすぐで見逃し三振を奪った。100キロのカーブやスライダーなども交えた投球で、ヤクルト打線を翻弄した。例年以上の力強い球を早くも投げているが、まだ変化球が抜け気味だという。エースは「ゆっくり調整していきたい」と話し、25日の開幕に向け段階を踏んでいく。

 また5回には、小谷野が骨折で戦線離脱したため、この日初めて4番に座った中田が左翼席にドでかい3ラン!“師弟コンビ”が活躍を見せた。

 梨田監督は試合前に中田の4番起用について「とりあえずということで」と話した。だが、キャンプ序盤から「一番成長したなと思う」と誰よりも期待をしてきたのが指揮官だった。
 4回にも中前打してオープン戦3試合連続安打となった。昨年はプロ初本塁打を放つなど9本塁打をマークした。

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