由規155キロもライバル中田に「うわ、やられた」

[ 2011年3月3日 06:00 ]

<日・ヤ>初回、日本ハムの中田翔を三振に仕留めるヤクルトの由規

オープン戦 ヤクルト1―3日本ハム

(3月2日 札幌ドーム)
 ライバルに1軍初黒星を喫した。

 ヤクルトの由規が日本ハム・中田に2打数1安打2打点。「いずれもピンチで回ってきて余計に力が入った。タイムリーはうわ、やられたと思った」。初回の1打席目は今年自己最速の155キロをマークして、最後は153キロ直球で空振り三振に斬った。しかし4回は「三振を取ろうとしたら浮いた」というスライダーを捉えられ、5回は無死満塁から右犠飛。5回7安打3失点でマウンドを降りた。

 ともに甲子園を沸かせた平成の怪物対決。プロ入り後は08年8月にイースタンリーグで右中間ソロを浴びたが、1軍の練習試合、オープン戦の過去5度の対決では5三振を奪っていた。直球は相川が「昨年とは比べ物にならない」と太鼓判を押すほど球質が向上も、課題は変化球。「力むほど抜けてしまう。今年は(中田の)調子がいいので楽しみにしていた。交流戦では勝てるように頑張りたい」と雪辱を誓っていた。

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