先発ローテ狙う菊池&牧田が快投!巨人を零封

[ 2011年3月3日 06:00 ]

<巨・西>3回に登板し、好投た西武の菊池

オープン戦 西武2―3巨人

(3月2日 東京ドーム)
 先発ローテーションを狙う西武2年目の菊池と、新人・牧田(日本通運)が快投を見せた。

 3回に登板した菊池は鈴木、長野、松本を3者凡退。松本からは最速143キロの直球で空振りを奪い、最後は内角高めで詰まらせて遊直に抑えた。新人だった昨季は故障に泣かされた左腕は、敵地ながら大歓声を浴び「去年の悔しさが報われた」と笑顔。前回2月20日の紅白戦(南郷)は2回5安打4失点だっただけに「思い切り腕を振った」と納得顔だった。4回から登板した牧田は2回無安打無失点。90キロ台のカーブを多投して阿部、ライアルから三振も奪ったサブマリンは「巨人を抑えたことを自信にしたい」と胸を張った。

 ≪藤田とシコーには不安残る≫シーズンでは終盤を任される予定の西武の藤田とシコースキーが、不安を残した。オープン戦初登板のシコースキーは1回2安打2失点。藤田は2イニング目の9回に1死も取れずにサヨナラの押し出し四球を与え「2イニング目にもしっかり投げられるようにしないと」と反省した。渡辺監督は「シコースキーは球が高かった。藤田は問題外」と手厳しかった。

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