最速153キロ　松坂　初登板で被弾も手応え「自分の思っている状態」

ツインズ戦に先発したレッドソックス・松坂

　レッドソックスの松坂は２８日、フォートマイヤーズでのツインズとのオープン戦初登板。先発で２回を投げ、１安打１失点、１四球１三振。初回に風に乗ったソロ本塁打で失点した。最速は１５３キロだった。チームは７―６で勝った。

　
　登板後、松坂は珍しく自画自賛した。「最初の登板としては、よく球が走っていた。ストレートがどれぐらいの状態にあるかが、一番確認したかったこと。バッターが（速球だと）分かっていても、差し込まれていたと思うし、ストレートは自分の思っている状態にある」。

　本塁打も「あれはセンターフライ。完全に風です。向こうも真っすぐを待っていたと思うし、レギュラーシーズンなら違う選択肢がある。僕は逆にあそこに手応えを感じた」と結果だけでは見えないところに手応えを感じていた。（共同）