ロッテ 小林宏FA補償で急成長の若虎・高浜獲り!

[ 2011年3月1日 10:00 ]

FAの人的補償でロッテ加入が明らかになった阪神・高浜

 ロッテが阪神にフリーエージェント(FA)移籍した小林宏投手(32)の人的補償として、高浜卓也内野手(21)を獲得する方針を決めたことが28日、分かった。

 1日に阪神側に正式通達し、同日午後に発表する。球団は当初、金銭補償を求める考えだったが、今江敏晃内野手(27)の負傷に加え、ツインズに移籍した西岡剛内野手(26)の後継者が未定であるチーム事情もあり方針転換。プロ4年目の大型遊撃手には「ポスト西岡」としての期待がかかる。

 ロッテが今春キャンプ、オープン戦で急成長を見せる21歳に白羽の矢を立てた。都内のホテルで報道陣に対応した石川晃球団運営本部長は「最終的な調整をして、あした(1日)午後に発表します。西村監督とも話をして、人的補償でいくことになりました」と明言。同本部長は選手名こそ伏せたが、若手の野手であるとした。その選手こそが高浜だった。

 ロッテは阪神がプロテクトした28選手以外で、獲得可能な選手の名簿をもとに首脳陣と球団フロントが協議。支配下登録枠が残り2人分しか空いていないこともあり、2月中旬までは金銭補償を求める方針で調整していた。

 しかし左ふくらはぎ肉離れで2軍調整中の今江の回復が予想以上に遅れ、25日の開幕に間に合うかは微妙な状況。加えて外野から遊撃に転向した荻野貴も、右膝手術明けの不安が完全に払しょくされてはいない。そんな事情から人的補償に方針転換。松本編成統括らを派遣して調査を続け、成長著しい内野手の獲得を決めた。

 ロッテは西岡がツインズ入りし、内野陣の層が手薄に。高浜は今春のオープン戦など実戦では三塁と遊撃を守っているが、高校時代は大型遊撃手として活躍していただけに「ポスト西岡」としても期待がかかる。この日、高知市内で松本編成統括から報告を受けた西村監督は「こちらの要望は伝えてある。後は球団の判断。基本的に任せている」と語るにとどめたが、現場の強い要望が通っての若手有望株の獲得となった。

 ◆高浜 卓也(たかはま・たくや)1989年(平元)7月6日、佐賀県生まれの21歳。横浜高では1年から定位置を奪い、2年センバツは3番で打率・417。決勝の清峰戦では春夏通じ決勝最多の21点を奪い優勝した。07年の高校生ドラフト1巡目で阪神入団。昨年4月には2軍で月間打率・308をマークするも、両すね痛の影響などでプロ3年間で1軍出場経験はなし。今季から背番号も「36」から「66」に変わった。1メートル84、84キロ。右投げ左打ち。

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