イチ打ち始め!OP初戦で“らしく”1安打

[ 2011年3月1日 06:00 ]

パドレス戦の2回、内野安打を放ち一塁へ走るマリナーズのイチロー

オープン戦 マリナーズ13―12パドレス

(2月27日 ピオリア)
 マリナーズのイチロー外野手(37)が27日(日本時間28日)、パドレスとのオープン戦初戦から先発出場。いきなり、らしさを見せつけた。2回2死一、二塁で迎えた第2打席。振り遅れを避けるべく、直球への意識を高めるフルカウントから変化球に反応した。

 「ようやく練習が始まったっていう感じ。例えば真っすぐ待ちながら変化球を打つとかね。そういうのは普段の練習ではできない。相手がいてのゲームじゃないと。頭の中の練習ですよね」

 パ軍の先発右腕スタウファーが投じたのは真ん中低めのスライダー。しかし持ち前のバットコントロールで叩き付け、高いバウンドの二塁内野安打にした。

 敵との駆け引きの中で可能な練習。オープン戦の課題に置く「応用問題」をきっちり解いた。メジャー11年目、日米通算20年目を迎えても準備に抜かりはない。チームの全体練習を前に、早出特打で個人練習をこなした。エリク・ウェッジ新監督が「誰よりもいい準備をしている」と話すように、オープン戦という練習の舞台までに、いくつもの段階を踏んでいる。

 昨季はオープン戦初戦でジャイアンツの08、09年サイ・ヤング賞右腕リンスカムと対戦し「初日から嫌だよ。気持ち良く入るには最もふさわしくない相手」と苦笑した。しかし、この日は一転。先発投手について「そんなことどうでもいいね。相手にとって僕が厳しかったらそれでいいよ」と言い切った。前人未到の11年連続200安打へ、今年もイチローに死角はない。

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