黒田“新球”カーブに手応え…2回1安打無失点

[ 2011年2月28日 06:00 ]

エンゼルス戦に先発し、2回を1安打無失点と好投したドジャース・黒田

オープン戦 ドジャース1―4エンゼルス

(2月26日 テンピ)
 ドジャースの黒田博樹投手(36)が26日(日本時間27日)、オープン戦初戦となるエンゼルス戦に先発。習得を目指すカーブを有効に使い、2回を1安打無失点と上々のスタートを切った。

 昨季、黒田が投じた2632球中、カーブはわずか3球。しかし、この試合では23球中、5球も投げた。初回1死、アイバーを迎えた場面。1ストライクから2球続けてカーブを投げた。最初はボールとなったが、3球目は打者の体勢を崩してファウル。そして、2ストライク2ボールからフォークで空振り三振に斬った。2回にも先頭トランボを2球続けたカーブで遊ゴロに。「(仕上がりは)まだ50、60%。試合になると微妙なところで投げ方が変わってくる。怖がってしまうというか、置きにいってしまう」と反省しつつも、理想の軌道に手応えも得た。

 日米通算131勝右腕の投球スタイルは、150キロを超す直球とスライダー、シンカー、フォーク。基本は直球で、そこからあらゆる方向に「動かす」球種が主体だった。昨季は浮き上がるカットボールも加え、メジャーで初の2桁勝利をマークした。しかし「3年もいれば相手も研究してくる」とオフから本格的なカーブの習得に取り組んだ。この日、球速は最も遅くて74マイル(約119キロ)。最速91マイル(約146キロ)だった直球との27キロの緩急が快投を助けた。

 「目指すのはウイニングショット」というが、この試合は全てカウント球と、まだまだ発展途上。「リリース後の感覚と、どれだけタイトにボールが強く回転できるかが大事」。公式戦初登板は開幕第3戦となる4月2日(同3日)のジャイアンツ戦が有力。約1カ月後に迫った開幕に向け、磨きをかけていく。

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