松井 初打席で適時打 勝負強さに指揮官は「かなりいい初日」

[ 2011年2月25日 08:46 ]

紅白戦で、中前打を放つアスレチックス・松井。投手クレーマー

 アスレチックスが初めて紅白戦を行い、「5番・指名打者」で出場した松井秀喜外野手は、実戦最初の打席で中前に適時打を放った。

 初回、新加入の3、4番、デヘスス、ウィリンハムの連打で作った一、二塁の好機。昨季2勝の技巧派左腕クレーマーの外角直球をライナーで弾き返し、新天地での初安打、初打点となった。

 「とにかく甘い球が来たら振りに行く」と松井。ゲレン監督は松井の勝負強さをはじめ、移籍組が結果を出したことに「大変印象的。かなりいい初日になった」と満足顔だった。

 松井は「いい打席を重ね、内容を伴った、いい結果が出るようにしたい」。いい感覚を保つため、この1打席のみで交代。打撃ケージで打ち込み、フォーム固めに余念がなかった。
 

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2011年2月25日のニュース